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山根V、浅野2位 全日本Jr.スケート開幕

【女子500メートル】最終組で同走し、最終コーナーで競り合う日体大の山根佳子(左手前、帯柏葉高出)と帯南商高の浅野実久。山根が優勝を果たし、浅野は2位に入った

 【釧路】スピードスケートの第38回全日本ジュニア選手権大会(日本スケート連盟主催)が15日、釧路市の柳町スピードスケート場で開幕した。第1種目の女子500メートルでは、山根佳子(日体大1年-帯柏葉高出)が41秒49で制し、世界ジュニア選手権大会(2月20日開幕・ポーランド)の出場権を確実なものにした。山根と最終組で同走だった浅野実久(帯南商高3年)が41秒53で2位。3位は佐藤綾乃(釧路北陽高3年)が入った。

 十勝勢80人を含む男女計157選手がエントリー。大会は17日まで行われ、4種目の総合得点で争う総合(オールラウンド)競技と、昨年まで行われていたスプリント競技に替わり、距離別競技(4種目とマススタート)、団体競技(チームパシュート)を実施、世界切符を懸けて熱い戦いを展開している。

 大会初日は時折雪がちらつくものの、風も弱く好コンディション。昨季まで全国高校総体(インターハイ)女子500メートルを3連覇した山根は、全日本ジュニアでは2013年の500メートル1回目以来、2年ぶりに首位の座をつかんだ。

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