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アイラに全国からプレゼント届く 誕生日のホッキョクグマ おびひろ動物園

全国から寄せられた果物などのプレゼントに感謝する柚原副園長

 クリスマスの12月25日が誕生日のおびひろ動物園(帯広市緑ケ丘2、高橋利夫園長)のホッキョクグマの「アイラ」(雌、4歳)に、今年も全国のファンから続々とプレゼントが届いている。

 同園では「イコロ」(雄、6歳)と妹のアイラ2頭のホッキョクグマを飼育。いずれも札幌市円山動物園の生まれで、誕生から絶大な人気を誇り、帯広に移動後も全国から熱心なファンが足を運んでいる。

 イコロの誕生日は12月9日で、同園には12月に入ると宅配便で続々とプレゼントが届く。今年も1~23日だけで、札幌や地元帯広をはじめ、遠くは福岡県、兵庫県、埼玉県などから24件の寄付が寄せられた。4月からの寄付件数は209件に上る。

 餌を保管する倉庫には、牛肉、リンゴ、ミカンの他、山形県産のラフランスやブドウ、熊本県産のスイカ、福岡県産のイチゴなど高級果実も並ぶ。プールに浮かべて遊ぶブイや、2頭の似顔絵入りの灯油用ポリタンクのおもちゃも。

 寄せられた餌はホッキョクグマだけではなく、他の動物たちにも“お裾分け”され、寄付者も理解しているという。柚原和敏副園長は「餌代は毎年決められているので、こうして食の選択の幅が広がることは動物たちにとってもうれしいはず」と、動物たちにも訪れたクリスマスを喜ぶ。

 同園は年間を通じて餌の寄付を現物で受け付けており、「事前に問い合わせた上で持参、送ってもらえれば」としている。(酒井花)

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