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おびひろ動物園冬季営業スタート、白い息はく動物に歓声

ペリカンの飼育舎に入って間近で観察する小学生たち(6日午前11時15分、塩原真撮影)

 おびひろ動物園(帯広市緑ケ丘2、高橋利夫園長)の冬季営業が、6日午前11時にスタートした。この日を待ちわびた家族連れらが訪れ、寒さに負けず元気いっぱいの動物たちに歓声を上げた。

 開園時の市内の気温はマイナス2・5度。よく晴れて風もなく、来園者は「思ったより寒くなく、過ごしやすい」(市内の39歳女性)と、ゆっくりと園内を巡っていた。

 1964年にやってきたインドゾウのナナ(雌、推定53歳)は、白い息を吐きながら日光浴をしていた。小学生の一日飼育体験も行われ、10人がエゾシカやペリカンに餌を与えた。参加した幕別小4年のレイン・ノエルさんは「ビーバーが『もっとちょうだい』と足下にやって来てかわいかった。前よりも動物園が好きになった」と目を輝かせていた。

 冬季営業は来年2月28日までの土・日曜、祝日(氷まつり期間の2月6日は開園)。時間は午前11時~午後2時。(酒井花)


◆おびひろ動物園について
おびひろ動物園-公式ホームページ

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