鳥海颯汰が道ジュニアゴルフ選手権2位、ジャックバーニー3位で
中学生ゴルファーの鳥海颯汰(音更2年)が、第34回北海道ジュニア選手権(7月30、31日・苫小牧市の千歳空港カントリークラブ)の12~14歳で準優勝、「Jack Bunny!! by PEARLY GATES Junior Golf Championship 2014」北海道地区予選大会(1日・千歳市のザ・ノースカントリーゴルフクラブ)で3位となり、いずれも全国大会への出場を決めた。「全国で経験を積み、上位に進出したい」と張り切っている。(菊池宗矩)
今季絶好調「経験積み上位に」
今季は絶好調だ。昨年よりも身長が10センチ伸び、毎日の体幹トレーニングで基礎体力が向上。昨年までドライバーで210ヤードほどだったが、今年は最高250ヤードを飛ばせる。クラブ操作の精度も上がりロングアイアンの弾道が低く打てるようになったほか、アプローチやパターも寄るようになった。6、7月のヨネックスジュニア競技会北海道大会と北海道小・中学生大会でも準優勝を挙げている。
道ジュニアの初日はパターが「入りすぎるくらい。自分のゴルフができた」という通り、3バーディー3ボギーのトータル72、イーブンでまとめ、2位に3打差を付け首位に。2日目は逆にパットが不調で、アウトの3ホール目でダブルボギーをたたくなど苦しみトータル80、8オーバーだったが、3位に2打差を付け上位2人に与えられるJOCジュニアオリンピックカップ大会第20回日本ジュニア選手権(20~22日・埼玉の霞ケ関カンツリー倶楽部)の出場権を得た。
Jack Bunnyの地区予選は「池や深いラフなどすごく難しいコース」といい、こらえてパーを拾う展開に。結果的には鳥海を含め1~3位に入ったメンバーが同組で回り「先輩に引っ張られた」と振り返る。最後はバーディーで締め、トータル74の2オーバーで3位に入り決勝大会(9月21~23日・栃木の烏山城カントリークラブ)への出場を決めた。
これで今季は4つの全国大会出場を決めた。暑さや熱中症対策をしながらの連戦だ。鳥海は「全国はどれだけ難しいのか経験してくる。上位に行きたい」と闘志を燃やす。
◆道ジュニアゴルフ選手権について
・第34回北海道ジュニアゴルフ選手権競技 成績表-北海道ゴルフ連盟