ＣＩＮＥとかち上映会今月から古柏堂で
古柏堂内で上映テストをする関係者（金野和彦撮影）
自主上映グループ「ＣＩＮＥとかち」の上映会が今月から、帯広市内の「北のれんが古柏堂」（東２南１２）で開かれることになった。同施設で定期的に映画が上映されるのは初めて。
古柏堂は旧帯広第二尋常小学校（現帯広柏小）の木造校舎の一部を改修した多目的施設。築９０年を超える趣深いたたずまいにファンも多く、音楽や演劇などのイベント会場として親しまれている。
映画を上映するには、窓から光が入り込まないように暗幕を張るなどの手間がかかるが、「雰囲気のある空間で映画を楽しんでもらいたい」（ＣＩＮＥとかち）と、同施設での上映を決めた。暖房施設がないため、開催は９月まで。
今月の上映会は２３～２５日で、吹奏楽を通じて成長する中学生の姿を描いた「楽隊のうさぎ」（２０１３年、日本）を上映する。上映開始時間は各日正午、午後２時、同７時（最終日は同６時）。チケットは大人１８００円、シニア・高校生１０００円、前売り１４００円。市内プレイガイド、ザ・本屋さん各店などで販売中。問い合わせはＣＩＮＥとかちの伊藤さん（０９０・２６９６・２０３８）へ。（丹羽恭太）
