全日本ママチャリ3年ぶり12時間耐久復活
【更別】十勝スピードウェイ(TIS)で開かれ今年で17年目となる夏の名物イベント「全日本ママチャリレース」(実行委主催)で、「12時間耐久」が3年ぶりに復活する。過去2年の大会は安全対策などのため主に日中走行の8時間耐久だったが、参加者から「ママチャリはやっぱり12時間」との要望が強く、7月26日午前11時スタート、午後11時ゴールの12時間での実施が決まった。最大400チームの募集で、今月7日に参加受付が開始された。
同レースは1998年に始まり、午後5時スタート。徹夜で走り抜き、翌朝午前5時ゴールの耐久レースとして全国的に有名になった。しかし、深夜・未明の走りでは接触などの危険性が高く、12時間耐久は2011年を最後に、翌12年からは8時間耐久として日中の時間帯を中心に実施した。
ところが全国に知られた「12時間耐久」復活への参加者の要望は強かった。実行委は「検討を重ねた結果、疲れがたまる深夜・未明の時間を避け、危険性の高い夜間走行は最小限の約4時間にとどめる」として、午前11時からの12時間耐久の復活を決めた。レース終了後、翌日午前10時まで場内でキャンプ宿泊できる。
参加は1チームのライダー2~10人を基本に、車両規定・年齢別などで6クラスで実施する。ジュニアクラス(小学3年以上中学生以下)は午後7時までの8時間レースとなる。参加費は1チーム3万円(ジュニアクラスは同1万5000円)。申し込みは専用の用紙に記入して現金書留などで行う。問い合わせは0155・52・3910へ。(横田光俊)
◆全日本ママチャリ12時間レースについて
・全日本ママチャリ12時間レース 公式ホームページ-十勝スピードウェイ
◆2013年の全日本ママチャリレースの模様
・212チーム疾走 ママチャリ8時間耐久-十勝毎日新聞電子版(2013/07/27)
・チームときおKBC総合優勝 ママチャリ8耐-十勝毎日新聞電子版(2013/07/28)
・2013 全日本ママチャリ8時間耐久レース-ページ中ほどに最終結果の順位表あり。十勝スピードウェイ
◆十勝スピードウェイについて
・MSF(株)十勝スピードウェイ-十勝百科