アイスキャンドルの明かりの中で愛誓う 芽室・氷灯夜
来場者の祝福の中、スノーブライダルで互いにケーキを口に運び合う大西さん夫妻
【芽室】「第２４回氷灯夜」（町観光物産協会主催）が１４日、芽室公園で開かれた。５０００個のアイスキャンドルがバレンタインデーの夜を幻想的に彩る中、「スノーブライダル」などの催しに多くの人が詰め掛けた。
アイスキャンドルの明かりの中で愛を誓う 芽室・氷灯夜
午後４時半、アイスキャンドルの点灯式が行われると、温かな光に吸い込まれるように、カップルや夫婦をはじめ家族連れなどが続々と来場。イベント終了までに約１万人が訪れた。
園児のハンドベルも披露 芽室・氷灯夜
「スノーブライダル」では、大勢の来場者が見守る中、昨年８月に入籍した町内の大西貴仁さん（２５）＝町役場勤務＝と寿美子さん（３０）＝会社員＝が「２人で幸せな家庭を築いていきたい」と永遠の愛を誓い合った。芽室幼稚園の園児による、祝福の歌とハンドベルも披露された。
Ｌ－１グランプリ（ベストカップルコンテスト）の様子。カップルが手を使わずに両端から菓子を食べて指定された長さを目指すミニゲームでは観客から歓声が上がるなど大盛り上がりだった。
今年初めての企画「Ｌ－１グランプリ」（ベストカップルコンテスト）には８組が出場し、クイズやゲームなどでカップルの相性を競った。初代ベストカップルには、この日に入籍して来場したという音更町の浅野強司さん（３４）＝会社員＝と麻美さん（３１）＝同＝が選ばれた。２人は「入籍した日にベストカップルに選ばれ、とてもうれしい」と笑顔を見せた。
この他、花火の打ち上げなども。中河辰雄君（清水高１年）と丹美空さん（同）は「花火やアイスキャンドルがとてもきれいだった」と話していた。（大谷健人）
