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ロックの松井さん、ジャズの佐々木さん“浜省”バンド結成

浜省ファンを盛り上げようとバンドを結成した松井さん(右)と佐々木さん(左)。中央は高村さん

 ロックバンド「中小企業オーケストラ」で37年間ギターとボーカルを担当する松井昭彦さん(56)=帯広市在住=と、市内のジャズスポット「B♭M7」を経営するベーシスト佐々木源市さん(51)=同=が、歌手・浜田省吾の歌を中心に歌う新バンドを結成した。2月8日午後8時半から、市内の「ブルースハープ」(西1南10、アポロビル地下)で初ライブを企画し、帯広の“浜省ファン”を沸かせようと練習に熱を入れている。

 松井さんは高校時代から、同オーケストラの前身のバンド「八百八町」に所属。浜田省吾のカバーを全国で初めて手掛け、現在はタクシー運転手をしながら音楽活動に励んでいる。

 佐々木さんは、帯広第五中在学中に、エレキベースを始めた。独学で音楽の基礎を学び、21歳でウッドベースに転向。市内のライブハウスで腕を磨いた。アルトサックス奏者の吉井善満さん(網走市)に師事し、40歳で単独ライブを開催。2004年開店のB♭M7では、年間約300回のライブを開いている。

 2人を結びつけたのは、浜田省吾など多くのミュージシャンをプロモートした帯広出身の高村知魅さん(65)だった。高村さんは1983年までJR帯広駅前にあったレコード店「サウンド・コーナー」の店長。松井さんと佐々木さんは、共に高校時代から熱心に同店に足を運んだ客だった。「ソロ活動をしたい」という松井さんの思いを3カ月前に知った高村さんが、昨年11月にソロ公演の場を提供。その後、松井さんに憧れていた佐々木さんにも声を掛けてバンド結成に至った。

 ユニット名は「まっちゃんげんちゃん」(仮)。松井さんがアコースティックギターと歌、佐々木さんがウッドベースを担当する。当日は「片思い」「路地裏の少年」など約15曲を披露する。「知らない曲が多かったが、不安も含めて楽しみたい」と目を輝かせる佐々木さん。松井さんは、「一緒に組んだことがないのが不思議なくらい」と息ぴったりに味のある歌声を響かせている。高村さんも「ジャズのベースとの共演で、新しい浜省の世界が生まれる」と期待を寄せている。

 ライブの問い合わせはブルースハープ(0155・27・4220)へ。同店の通常の営業の中で実施する。(山岡瑠美子)

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