100人のサンタ行進、入院中の子供にプレゼント 帯広サンタラン
サンタクロースの仮装で町を歩き、病気と闘う子供たちにクリスマスプレゼントを贈るチャリティーイベント「北海道リトルサンタランin帯広」が、21日午前11時半から帯広市内の中心部で開かれ、約100人のサンタが善意の行進を繰り広げた。
イベント参加費で購入したプレゼントを子供たちに贈る事業で、米国、英国などでは数千人が参加する人気イベント。国内では2009年に大阪で始まり、愛媛県松山市、愛知県半田市にも輪が広がる。道内では有志が今年初めて、札幌と帯広で開いた。
JR帯広駅に集合した参加者は、サンタの衣装に着替えて行進。藤丸でプレゼントを購入し、帯広厚生病院に入院中の子供36人に届けた。母親と行進に参加した奥山聖さん(音更緑陽台小4年)は「サンタの格好で歩くのは楽しい。(入院している)子供たちに少しでも、うれしいなあと思ってもらえれば」と話した。
プレゼントは後日、他の病院や養護施設の子供たちにも贈られる予定。
(丹羽恭太)