ポインセチア出荷本格化 音更・青木園芸
クリスマス用の花として人気のあるポインセチアの出荷が始まっている。青木園芸(音更町音更西1線69、青木正文代表)では13種類6000鉢を栽培し、ビニールハウスでは鮮やかに色づいたポインセチアが出番を待っている。
花びらのように見えるのは苞(ほう)と呼ばれる葉の部分。明るい赤とギザギザの葉が特徴の「イチバン」をはじめ、苞の形がバラのような「ウィンターローズ」、ピンクに白の斑(ふ)入りの「アイスパンチ」などがクリスマスを華やかに演出する。青木代表(65)は「寒さに弱い花なので、水やりの際は、くみ置きの水を使って」とアドバイスする。
11月下旬から出荷が本格化し、青木代表、長男の正史さん(36)と麻衣子さん(34)夫妻が輸送中に傷めないように鉢に透明のカバーを掛けたり、ラベルを差したりと手際よく作業を進めている。作業は今月中旬まで続き、管内の他、札幌や旭川などに出荷される。
(澤村真理子)