畑作物だけじゃない! にんじん・たまねぎの可変施肥で歩留まり向上
道総研 十勝農業試験場 研究部 生産システムグループ
1.成果の概要
(1)にんじん、たまねぎの基肥可変施肥を実施しました。
(2)にんじんでは規格内率、規格内収量が増加しました。
(3 )たまねぎでは一球重、規格内収量が増加し、球大がやや向上しました。
2.成果内容
前作秋まき小麦の生育情報(幼形期~止葉期)を利用して施肥マップを作成します。
にんじんでは、S未満の規格外の割合が減少し、ML割合および規格内率が向上しました。
たまねぎでは、地力の低い箇所のみ増肥することで、球大がやや向上しました。
3.留意点
(1)本技術は畑・野菜輪作体系の中で活用できます。
(2)本技術は圃場内の生育ムラが窒素栄養条件の差に起因する場合に活用できます。
(成績名:畑輪作におけるにんじん・たまねぎに対するマップベース可変施肥技術の適用)
詳しい内容については、次にお問い合わせ下さい。
道総研十勝農業試験場
電話(0155)62-2431 E-mail:tokachi-agri@hro.or.jp