決意胸に3000人門出 管内高校で卒業式
十勝管内の公立・私立全24高校で1日、卒業式が行われた。十勝晴れの暖かな日差しの中、約3000人が学びやを巣立った。
帯広柏葉高校(島芳一校長、生徒833人)では午前9時50分、卒業生275人が拍手に迎えられ入場。卒業証書授与では担任教諭から一人ひとりの名前が呼ばれ、島校長から代表の生徒に卒業証書が手渡された。
島校長が「地域社会の発展を担う真のグローバル人材を目指し、人間力を磨く努力を続けてほしい」と式辞。来賓の山本マサヒコPTA会長、奥周盛同窓会長が祝辞を述べた。
卒業生を代表して竹島優貴さん(F組)が「3年間で出会った仲間、支えてくれた先生方、家族がいたからこそ成長できた」と答辞を述べ、最後は参列者全員で柏葉歌を斉唱した。式後は卒業生によるセレモニーが行われ、合唱や担任教諭への花束贈呈で会場は温かい空気に包まれていた。(松田亜弓)