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アザラシ赤ちゃん誕生 おびひろ動物園 23年ぶり

母親のモモ(右)に寄り添われ、愛らしい表情を見せるゴマフアザラシの赤ちゃん(26日午前11時ごろ、おびひろ動物園。折原徹也撮影)

 おびひろ動物園(高橋利夫園長)は26日、ゴマフアザラシの赤ちゃんが20日に生まれたと発表した。同園でのアザラシの繁殖は、赤ちゃんの父親「カイ」(23歳)が生まれた1993年以来23年ぶり。生後1週間がたち、母親の「モモ」(同)と共に元気に過ごしているという。

 同園によると、赤ちゃんは20日早朝に生まれた。現在の体長は約70~80センチ、体重は12、13キロとみられる。性別は分かっていない。

 赤ちゃんはモモに寄り添いながら、順調に成長。モモも授乳をするなどして、子育てに励んでいる。

 現在は真っ白な産毛だが、生後1カ月ほどで大人の毛に生え替わり、離乳するという。

 担当飼育展示係の杉本加奈子さんは「アザラシの繁殖は難しいといわれ、無事に出産して一安心。無事の成長が次の課題。見守っていきたい」としている。

 一般公開は新年度開園日の4月29日を予定している。

 同園のアザラシは3頭になった。母親のモモは野生由来で、広尾海洋水族科学館(広尾町)から2003年に同園に移動した。
(松田亜弓)


◆おびひろ動物園について
おびひろ動物園公式HP(帯広市)
おびひろ動物園探検隊-十勝毎日新聞電子版特設ページ

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