記憶 シリーズ2~街(4)「買い物の拠点 広小路商店街」
「店主走り回り市民とつながり」川上清孝さん(86)
豊かさ提供、大にぎわい
1950年代の帯広市内。毎月8の付く日が近付くと、広小路商店街各店の店主は自転車に『8の日特売』開催を知らせる赤い旗をくくり付け、市内を走り回った。戦後復興の風にたなびいた旗は、絶えることなく買い物客を商店街に招き寄せた−。
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大正時代から昭和初期にかけ、広小路には飲食を...
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