絵本作家・堀川真さんがワークショップ 「生きもの図鑑」作り 幕別町図書館
【幕別】幕別町百年記念ホールで7日、絵本作家で名寄市立大学教授の堀川真さん(60)を講師に招いたワークショップ「まくべつ生きもの図鑑をつくろう!」が初めて開かれた。
町図書館が主催し、親子約30人が参加した。子どもたちは段ボールや木の枝などの材料を用い、マーカーや絵の具で色を塗ったり、グルーガンやテープで接着したりして、思い思いの生き物を作り上げた。作者の名前と命名した作品名を書いたパネルをボードに並べて貼り付け、「生きもの図鑑」を完成させた。
両親ときょうだい2人と共に参加し、「カエル」を作った幕別白人小3年の横井陸人さん(8)は「思ったよりできて楽しかった。(カエルの)口を開けたら舌が出てくる。舌はできるだけ巻いた方がいい」とこだわりを語った。
堀川さんは「子どもたちが作るものはみずみずしく、僕の刺激にもなった。大人の発想を軽々と超えてきた」と話した。
作品は今月中旬から1年間、同館札内分館で展示する予定。(貞野真生)