17日に50回記念コンサート 帯北高吹奏楽部 本番に向けてOBらと練習
帯広北高校吹奏楽部(金子遙奏部長、部員28人)の第50回定期演奏会が17日午後2時半から、帯広市民文化ホールで開かれる。節目を迎える今回は、現役部員に加えOB・OG40人が出演。総勢約70人で華やかな演奏を繰り広げる。
同部は1976年に第1回定期演奏会を開催し、コロナ禍でも中止することなく回を重ねてきた。「記念の年を一緒に祝いたい」との思いから学校側がOBらに声を掛け、世代を超えた共演が実現する。
合同練習は6月に始まり、2回目となった10日にはOB・OG33人を含む総勢約60人が音を合わせた。金子部長(18)は「思っていた以上にたくさんの卒業生の方が出演してくださり、地域に愛されている部活なのだと実感した。他では見たことのないステージになると思う」と意気込む。
コンサートは、第1部がクラシックステージで、8月初旬に行われた第70回帯広地区吹奏楽コンクールで全道出場を決めた楽曲も演奏する。第2部はOB・OGとの合同演奏で3曲を披露、第3部は明るいポップスメドレーで締めくくる。
入場料は一般500円(未就学児無料)。チケットは帯広市民文化ホールチケットらいぶなどで販売している。当日券も会場で販売する予定。(児玉未知佳)