特殊詐欺を「突き押し」 大相撲帯広場所前に千田川親方が帯広署でPR
大相撲夏巡業の十勝帯広場所が15日に開かれるのを前に、元徳勝龍の千田川親方(38)が12日、帯広署を訪れた。現役時代さながらの「突き押し」のポーズを披露し、特殊詐欺防止をPRした。
熊谷公人署長にあいさつし、同署刑事2課が特注した7Lサイズの「特詐欺撲滅」Tシャツを着用。「ニセ警察官詐欺が急増していると聞いた。怪しいと思ったら相談を」と呼び掛けた。
千田川親方は十勝帯広場所の責任親方。帯広を訪れるのは現役時代の2018年以来7年ぶりといい、「ほかの力士も食べ物がおいしいから楽しみにしている」と笑顔。十勝のファンに向けては「(巡業は)力士との距離が近いのが魅力。生の迫力を感じてほしい」と話していた。(小野寺俊之介)