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藤丸パークで美食イベント 講演やコラボメニュー提供、食材食べ比べも JCI帯広

地元食材を使った料理が提供され会場はにぎわった

 食を通じ十勝の可能性を探るトークイベント「十勝の美食に火をつけろ」が10日、帯広市内の藤丸パーク開かれた。専門家が美食をテーマに地方の魅力発信について講演。十勝産食材を食べ比べる催しや人気シェフ2人によるコラボメニューが提供され、450人の来場者でにぎわった。(月森七海)

 帯広青年会議所(JCI帯広)の会員でつくる「国際的なまちづくり実行委員会」が主催した。美食家の浜田岳文さんとオーダーメード専門の旅行会社アルカディア(東京)代表の才津香果さんが、十勝の食文化の可能性について講演した。

 浜田さんは日本各地で進む、地方ならではの食文化を活用する取り組みについて紹介し、「食材にばかり目が行きがちだが、食文化や料理と共に発信してくことが大切」だと強調した。

 会場では、帯広の人気フレンチ「マリヨンヌ」の小久保康生シェフと、札幌の一つ星レストラン「meli melo」の佐藤大典シェフが考案したコラボメニューが振る舞われた。2年熟成のメークインとマンガリッツァ豚を使った料理で、来場者はこの日限りの特別メニューを満喫していた。

 また、十勝産のアイスクリームやジャガイモ、牛肉がそれぞれ3種ずつ並び、来場者は食感や味の違いを楽しんでいた。

 家族や友達と会場を訪れた市内の加藤晴雅さん(11)は、牛肉を食べ比べ「どれもおいしかったが、『松橋牛』が軟らかくて気に入った」と感想を話した。

 JCI帯広は今後、十勝の食文化の機運を高め、世界への発信を目指す「美食クラブ」を立ち上げる予定。今回のイベントもその一環。実行委の川合佑介事務局長は「美食を盛り上げ、食を通じたまちづくりを進めたい」と意欲を見せる。

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