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大麦畑で乾杯! 浦幌町産モルト100%ビールお披露目

大麦畑でビールを味わう参加者

 【浦幌】青空の下で浦幌町産食材を使った料理とビールを味わう「麦畑レストラン」が20日、町内のアサヒ・アグリ・アクションの大麦畑で開かれた。不耕起有機栽培の浦幌産大麦でクラフトビール醸造を目指す「RIKKA」(札幌市、鈴木將之代表)の浦幌町産オーガニックモルト100%使用ビールもお披露目され、参加者が黄金色の大麦畑で舌鼓を打った。(澤村真理子)

 RIKKAの菅野小織副代表(50)が代表を務め、オーガニックなど浦幌町の食材を広める活動に取り組む「浦幌テロワール」が主催。帯広市や札幌市から15人が参加した。

 大麦畑の一部を刈り取って設けた「レストラン」で、町産大麦を使ったビールと麦茶で乾杯。町内のカフェ「futatsuki」が、ニンジンのマスタードあえやソラマメとサケのキッシュ、サケのソテー、ラムステーキなど、浦幌テロワールのメンバーが生産する食材を中心とした、オール浦幌産のメニューを提供した。

完成したビールを味わう(左から)RIKKAの菅野副代表と鈴木代表、山田さん

 上川管内東川町から家族3人で参加した花澤太朗さん(45)は「おいしいの一言。この風景で味わえて、地産地消を体感している。最高です」と笑顔を見せていた。

 大麦栽培でRIKKAに協力するアサヒ・アグリ・アクションの山田史弥代表(38)は「無農薬、無肥料での栽培で不安もあったが、(鈴木さんら)信頼できる人の手に渡って形になって良かった」と話した。

 完成したビールを味わった鈴木代表(56)は「(取り組み始めてから)7年分の思いが詰まっている。農家さんとイベントを開いてお客さんが喜んでくれて、(ビールの)出来も環境も想像以上」と喜びをかみしめた。

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