広尾と本別で地域おこし協力隊の活動報告会
【広尾・本別】広尾、本別両町は3月、それぞれ町地域おこし協力隊の活動報告会を開く。町民らに協力隊の活動を知ってもらうための企画。隊員らは「自分たちの活動を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。
広尾町の地域おこし協力隊は現在8人(農林課5人、企画課2人、水産商工観光課1人)。このうち、農林課林業推進員の澤村拓也さん(32)と同課農村活性化推進員の竹田全さん(33)は、今年3月で活動を終える。
活動報告会は8日午前10時から町コミセンで開催。2部構成で、それぞれの活動の振り返り&今後の展望などの報告(澤村さんと竹田さんは、今後の町との関わり方についても報告)と、隊員の人柄や活動内容をより深く知ってもらうため、隊員と参加者の「交流タイム」を設ける。
澤村さんは「4年間の活動を改めて知っていただければ。今後も広尾に住むので、そのことも知ってほしい」、竹田さんは「牧場を経営するスタートラインに立つまでの就農サポートなどを知ってもらえれば」などと来場を呼び掛ける。
参加無料。事前の参加申し込みは不要。同日午後1時からは、同会場で移住体験住宅のDIY体験会もある。
問い合わせなどは町企画課(01558・2・0184)へ。(松岡秀宜)
吉田さんが運動教室 本別で3日
本別町では現在、健康スポーツ推進員の吉田哲登さん、農業支援員の増永皓一さん、自然・歴史・文化財活用推進員の永末透威さん、地域づくり推進員の小林尚人さんと金光浩史さんの計5人が活動している。
活動報告会は3日午後5時から、町体育館大ホールで開催。3月末で任期を終える吉田さんが運動教室を開き、5年間を総括する。
会場では隊員のパネルを展示し、成果を発表する。吉田さんは「子どもたちに接することが多かったので、どういう運動を教えてきたかに注目してほしい」と話している。
参加無料。運動教室参加者は保険料200円がかかる。問い合わせは町教委スポーツ担当(0156・22・2331)へ。(若原奈緒通信員)