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「イチオシ名店」 まちマイ南町中エリア編

カフェ坩堝(るつぼ)

かふぇ坩堝(るつぼ)=南町中エリア
 店内で自家焙煎するコーヒーは、常時10種類ほどそろえる。コーヒー豆は原産国の農園のコンセプトも重視し、鎌田祐佳代表(50)は「コーヒーは北海道のジャガイモと同じ農産物。同じように良い豆を作ってくれている農場主のこだわりもある」と話す。席にある「珈琲栞音」には農場や味の特徴などが丁寧に書かれ、自分好みの一杯を見つける手助けにもなる。

 料理やデザートも充実。ケーキやパフェ、ドリア、パスタなど幅広くそろう。このうち「いちご白玉ぜんざい」は外山農場(帯広)の小豆、市内農場の新鮮ないちごを使い、甘みと甘酸っぱさが絶妙にマッチした一品だ。熱を一切加えずに仕上げたいちごのコンフィチュールは果肉もほどよく残され、一緒に飲むコーヒーの苦みが両者のおいしさをより引き立たせる。

 コーヒーの落とし方はハンドドリップやフレンチプレスなど4つから選ぶことができ、「気軽にオススメも聞いてほしい」と鎌田代表。温かみのある店内で、落ち着いたひとときを-。午前11時~午前6時。月曜定休。電話0155・67・4262(松田亜弓)



らーめんキッチンなると

らーめんキッチンなると=南町中エリア
 麺、スープ、たれは全て自家製のものを使用。丁寧な手作りにこだわり、仕込みは午前4時すぎから始める。小林準さん(54)、悦子さん(54)夫婦が切り盛りし、10年目を迎えた。

 道産小麦に栄養価の高い全粒粉ををブレンドした麺は、店舗に併設する工房で毎日打ち、恒温高湿庫で熟成させる。用意する「太麺」「細麺」「とうがらし麺」「胡椒(こしょう)麺」は合成保存料や着色料、増量剤不使用。

 だしのメインとなる鶏は、部位ごとに出る味を計算し、足し算で最高のスープを目指す。「食材によって、どのくらい煮込めばどんな味になるのか予想がつく」。化学調味料などは使う必要がないという理由で使用しない。

 「研究と改良を重ねている。時間をかけて作る一杯で店の独自性を打ち出していきたい」。

 午前11時半~午後2時半、午後5時~午後8時。日曜定休。電話0155・47・5415(石川友史)

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