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旧ヨーカドー解体開始 10月にも完了 西3・9再開発

解体作業が本格的に始まった旧イトーヨーカドービル。飛散防止の足場を設置するため、ひさしを解体する作業員ら(塩原真撮影)

 帯広市中心部の旧イトーヨーカドービル(西3南9)周辺の再開発事業に伴う同ビルと旧市営中央・中央第2中央駐車場の解体工事作業が本格的に始まった。

 ビルは鉄筋鉄骨コンクリート(SRC)造りの地下1階・地上8階建てで、延べ床面積は2万7908平方メートル、駐車場はSRC地上6階建て延べ床面積1万4000平方メートル。

 施工者のアルファコート帯広西3・9地区開発(札幌)によると、両施設の解体工事は2月22日に始まった。準備作業を経て、ビルは今週に入り、内装の仕上げ材の取り外し準備や外回りの足場を設置。北側のひさし解体のため、重機も入っている。

 現在は25人前後で、歩行者の安全などに留意しながら作業に当たっている。担当の宮坂建設工業は「これほど大きな解体工事は十勝ではあまりない。慎重に進めたい」とする。

 駐車場も現在、解体に向けた準備作業を進めており、担当の萩原建設工業は「行政審査などを経て、4月からアスベスト除去作業に入りたい」としている。

 計画によると、ビルの本格的な解体作業は5月中旬、全作業の完了は10月末をそれぞれ見込んでいる。(佐藤いづみ)

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  • 旧ヨーカドー解体開始 西3・9地区開発 2

    旧ヨーカドー解体開始 西3・9地区開発 2

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