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個性豊かなソリ滑走 忠類ナウマンそり大会

工夫を凝らしたソリに乗り、勢いよく急斜面を滑り出す参加者(18日午前11時15分ごろ、新井拓海撮影)

 【幕別】段ボール製のそりでスピードとデザインを競う「第35回忠類ナウマン全道そり大会」(実行委員会主催)が18日、町忠類白銀台スキー場で開かれた。道内外から30組97人が出場。個性あふれるそりや衣装で滑走し、会場を沸かせた。

 そり大会は旧忠類村の時からの伝統行事。約150メートルを滑走し速さを競う「スピード賞」、そりの完成度やデザインを評価する「グッドデザイン賞」の2部門で、同時に評価する。

 開催中の平昌オリンピックにちなみ、ボブスレー形のそりも登場。遠くは岐阜県から参加したチームや、厳寒の中で赤いふんどし姿で滑る人もいた。途中で分解するそりもあり、会場の笑いを誘った。

 帯広市から初参加した双子の兄弟、杉井嶺生君と昂生君(ともに帯広明和小6年)は、マリオとルイージ姿で滑走。ゲーム機形のそりは2人で自作し、「ボタンの部分をリアルに作ってうまくできた。楽しかった」と笑顔を見せた。(眞尾敦)

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