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屋根はポテチデザイン 清水 中高生コラボのバス停でくぎ打ち

ポテトチップスをイメージした屋根を持つバス停。24日に完成式典が行われる

 【清水】町内の中高校生が、紺野建設(紺野宏社長、清水町)とバス停を設計して建設する「バス停プロジェクト」で17日、役場向かい高速バス停車所の現場で、清水高校の生徒が作業の締めくくりとなるくぎ打ちを行った。バスの名前「ポテトライナー」からポテトチップスをイメージし、屋根は湾曲した斬新なデザイン。生徒は「まちのシンボルになってほしい」と期待を寄せていた。

 このプロジェクトは、紺野建設が小学生を対象に開催している「小学生親子・大工教室」の参加保護者の中から「中学生版もやってほしい」と声が上がったことがきっかけになった。「ポテトライナー」の停車所について、町が「乗客が雨や雪にさらされている。バス停を建ててほしい」と要望。同社と町教委が連携し7月に始まった。

 総工費は250万円、町から60万円の補助を受けた。清水中学校と清水高校では、設計を学ぶ授業が行われ、児童生徒からアイデアを募集。山脇克彦建築構造設計(札幌市)の山脇代表が紺野建設と設計を手掛け、計3回の授業で道産カラマツ材の加工から板金工事まで、一連の仕事をプロと一緒に進めてきた。

 この日は、清水高校の生産技術系列産業分野3年生12人が現場を訪れ、紺野社長らの指導を受けながら一本ずつ慎重にくぎを打ち込んだ。アイデアが採用された生徒の鈴木智也さんは「考えたものが形になり、職人の仕事を身近に感じることができた。卒業までに町に貢献することができてうれしい」と満足そうだった。

 バス停は高さ3・4メートル、面積約6・6平方メートル。屋根は「HPシェル」といわれる曲面板の複雑な構造で、現場を訪れていた山脇代表は「HPシェルを採用したバス停は世界でここだけ。清水に愛される施設になってほしい」と話す。紺野社長も「大人にない発想の象徴的なバス停ができた」と喜んでいた。

 最終の工事を経て24日には完成記念式典が行われ、管理する町に引き渡される。
(小寺泰介)

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  • バス停の完成に向けて最後のくぎ打ちに挑戦する清水高校生徒

    バス停の完成に向けて最後のくぎ打ちに挑戦する清水高校生徒

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