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ルーを放水 ダムカレー 札内川園地で提供へ 中札内

ご飯をダムに見立てた「札内川ダムカレー」。ソーセージを抜くとルーが具材の方へ流れる

 【中札内】村観光協会(豊岡保行会長)は29日、札内川ダムに見立てた「なかさつない村ダムカレー」の販売を、札内川園地(村南札内)の山岳センターで始める。ご飯をダムに見立て、カレーのルーを“放水”させるユニークな仕掛けも楽しめる。30日と8月5、6両日の計4日間の限定販売。

 ダムカレーは、ご飯をダムに、カレールーをダム湖に見立てたカレー。10年ほど前から全国各地のダム周辺の飲食店で地域おこしも兼ねて提供され始めた。15年には店舗などでつくる「日本ダムカレー協会」が発足した。

 今回の企画は、同センター内のレストラン施設(16年度から休業)を活用しようと、昨年から始めた期間限定の「清流地場産めし」の一環。札内川園地の上流にある札内川ダムにちなんで、島崎昭宏事務局長(60)が考案した。

 島崎事務局長は商工会主催の昼メシ市でも、観光協会として鶏肉や枝豆を使った三色丼を販売。あんかけスープをかけて味の変化を楽しめるようにするなど、料理好きとして知られる。

 ダムカレーは、ご飯を挟んでルーの反対側に、地場産の鶏肉や野菜を素揚げしてトッピング。ご飯の下にあるソーセージを抜くと、ルーが具材の方へ流れるアイデアも盛り込んだ。島崎事務局長は「インパクトのあるメニューにしたいと考えた。ルーの放水を楽しんで味わってほしい」と話している。

 中盛1皿700円、小盛500円。大根とキュウリ、ビーツのピクルス付き。

 予約など問い合わせは山岳センター(0155・69・4378)へ。受付時間は午前9時~午後5時。(深津慶太)

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  • ご飯をダムに見立てた「札内川ダムカレー」

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