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2年連続400億円突破 JA士幌町の農畜産物販売高

あいさつする高橋組合長

 【士幌】JA士幌町(高橋正道組合長、正組合員659人)の2016年度農畜産物販売高(交付金・共済金含む)が前年度比2・4%増の435億円となり、2年連続で400億円を突破し過去最高を更新した。昨年の台風により畑作は落ち込んだが、生乳生産や牛肉の販売など畜産部門で補い、全体の販売高を押し上げた。

 13日午前に町農業会館大ホールで開かれた第69回通常総会で報告された。

 畑作は春先の強風や低温、8月の台風など天候不良により小麦や豆類・コーン類が大きな被害を受けた一方、寒冷地作物のビートやジャガイモの減収は比較的少なく、10・7%減の106・2億円となった。

 酪農では天候不順の影響から劣悪な粗飼料品質が懸念されたが、生乳生産は8万9716トンに達した。牛肉は年間を通じて高価格に支えられ、取り扱い頭数も微増したことから、畜産全体では7・5%増の328・9億円に上った。

 2年連続で400億円に達したことを受け、高橋組合長は「各生産者が培ってきた基盤が生かされた結果と受け止めている。これからも先人の築き上げてきた歴史を受け継ぎ、さらに価値を求めて農業を発展させていきたい」と話した。(川野遼介)

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