ホテルアルコに光る温泉オープン 幕別
【幕別】ナウマン温泉ホテルアルコ236(町忠類白銀町)に13日午前11時、新露天風呂がオープンし、初日から多くの利用客が訪れた。発光する建築素材「蓄光石」をちりばめ、星空のように光る。
4月から同ホテルを運営する企業アンビックス(札幌)が、約3000万円をかけて整備した。
露天風呂は以前から男女1つずつあったが、十分な大きさではなかったため増設した。新露天は円形(10平方メートル)と長方形(13平方メートル)1つずつで、1日ごとに男女を入れ替える。
蓄光石は昼の太陽光などを吸収して発光するセラミック素材。夜間は浴槽の下面や床の石が光る。床に天の川のように配置された箇所もある。地域で群生が発見された緑に光るコケ「ヒカリゴケ」をイメージした石も置かれている。
ホテルは町の施設だが、アンビックスが独自に整備。吉田雅典社長は「十勝の夜空のような風呂ができた。長年たった宿だが、地域の方にまた足しげく通ってもらえるよう、変化を示したい」と話した。
日帰り入浴500円。7月15日まで道の駅・忠類で十勝産パンを1000円以上買うと、入浴券をプレゼントする。問い合わせは同ホテル(01558・8・3111)へ。(眞尾敦)
◆ナウマン温泉ホテルアルコ236について
・ナウマン温泉ホテルアルコ236-公式ホームページ