畑一面に“黄色いじゅうたん” 音更で菜の花満開
【音更】町内の畑で菜の花が満開を迎え、一面に広がる色鮮やかな“黄色いじゅうたん”が町民らの目を引いている。
ナタネ油の生産・販売を手掛ける「音更なたね油生産組合」(田村泰敏組合長)によると、町内のナタネの作付け面積は全国3番目に多い約70ヘクタールで、管内の約9割を占めている。8月中旬にも収穫して油を搾り、ナタネ油として販売する。
町駒場地区の田村組合長(59)は、約5・5ヘクタールの畑で花を作付け、菜の花が見頃になっている。今年は十分な積雪があったため、冬枯れがなく花の生育状態は良好という。
田村組合長は「週末当たりがピークなので、ドライブしながら楽しんでもらえれば」と話している。(川野遼介)