ばん馬まつり初日にぎわう 家族連れら秋を満喫
「とかちばん馬まつり」(ばん馬と共に地域振興をはかる会主催)が4日午前10時、帯広競馬場で開幕した。前日からの雨が上がった会場にはオープン前から長い列ができ、大勢の家族連れでにぎわった。5日まで。
若い世代にもばんえい競馬に親しんでもらおうと開催し、今年で8回目。昨年は2日間で約2万5000人が訪れるなど、帯広の秋の一大イベントとなっている。
会場には約25店の屋台が並び、来場者が実りの秋を楽しんだ。日高管内7町の観光業者らでつくる日高おもてなし部隊(田村直人代表)は初出店で、煮ツブやトマトまぜ麺などの地元グルメを提供した。田村代表は「十勝の皆さんに日高の魅力を伝えたい」と意気込んでいた。
家族で来場した市内の三浦栞奈(かんな)ちゃん(5つ)は、ばん馬「ミルキー号」の背にまたがり、「大きくて楽しかった。また乗りたい」と笑顔だった。
まつりは5日も午前10時~午後5時。メーンイベントの「ワールド人間ばん馬チャンピオンシップ」は同正午から。今年は初めて女性だけのチームも出走する。(長田純一)
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