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宇宙から画像受信 JAXA、大樹で実験  

アイボールからのデータ受信を確認するスタッフ(大樹町多目的航空公園)

 【大樹】国際宇宙ステーション(ISS)に実験装置などを運んだ無人補給機「こうのとり(HTV)」4号機の大気圏再突入に伴い、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、大樹町多目的航空公園でHTVに搭載したデータ収集用小型カプセル「i-Ball(アイボール)」から画像などを受信した。宇宙から地球に戻れる有人新型ロケット(宇宙往還機)の開発につながるデータの取得に成功した。

 大樹での受信は昨年9月に続いて2回目。カプセルを独自開発したIHIエアロスペース(本社東京)によると(1)衛星通信状況が良好であること(2)カプセル開発に向けて実験を行った「アイボールが育ったまち」であること-などから再び選ばれた。

 アイボール(直径40センチ、重量24キロ)はロケットなどの大気圏再突入時の廃棄処理過程を観測するもので、破壊が始まる高度などのデータを集めて地球に戻る。今回は前回よりも撮影やデータ取得回数を増やし、より正確にHTVの様子を把握できるようにした。

 JAXAは午後4時47分、チリ沖の南太平洋に着水したアイボールからのデータ受信を開始。同9時半までに想定していた全データの大半を取得した。残りは詳細を確認中。JAXA有人宇宙ミッション本部宇宙船技術センター(茨城県つくば市)の鈴木裕介技術領域総括は「取得したデータを解析し、今後の大気圏再突入技術の発展につなげたい」と話している。
(関根弘貴)

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