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帯広、2年ぶりの猛暑日 35・2度

炎天下で多くの保護者が日傘を差す中、息の合ったダンスパフォーマンスを披露する高校生(7日午前10時半ごろ、帯広緑陽高校で。新井拓海撮影)

 十勝管内の高校で学園祭シーズンが始まった。7日は二十四節気で本格的暑さの到来を告げる「小暑(しょうしょ)」とされ、管内も午前中から各地で真夏日となった。高校生らは、暑さに気を付けながら催しを盛り上げていた。

 帯広は暖かい高気圧に覆われて晴れ、午後1時20分に35・2度を記録、2015年8月以来、35度以上の「猛暑日」となった。札幌管区気象台は北海道地方に高温注意情報を発表し、熱中症の対策を呼び掛けている。帯広保健所は管内全域に食中毒警報を発令した。

 帯広緑陽高校(中坪俊博校長、生徒480人)では第38回緑陽祭が開幕。開会式では、3年の仲村慎太郎さん、今野椋太さん、2年の伏見颯真さんが裸にダンボールを巻き付けたような姿で選手宣誓を行い、会場を沸かせた。各クラスによる仮装パフォーマンスでは、工夫を凝らした衣装や寸劇も取り入れた踊りが披露された。

 1年の松橋愛美さん、宿谷好花さん、村田愛深さんは「緊張したが楽しかった。祭りをきっかけにクラスの皆とも仲良くしていきたい」などと話していた。同校では8、10日も学祭を行い、管内の他高校も今週末や来週末に開催予定。(大木祐介、折原徹也)


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