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ママチャリ140台 激走

合図と同時に一斉にスタートを切る参加者(23日午前9時ごろ、新井拓海撮影)

更別で7時間耐久レース
 【更別】自動車レースのコースを自転車で走る「全日本ママチャリ7時間耐久レース」(実行委員会主催)が23日、十勝スピードウェイで開かれた。夏の北海道らしい冷涼な気候の下、全国各地から集まった142チーム、1212人(正午現在)が、完走を目指した。

 プレ大会を含め、今年で20回目のレース。普段はレースカーが走るクラブマンコース(1周3・4キロ)を舞台に、午後4時まで周回数を競った。

 この日の更別は正午現在でも気温は19・7度で小雨も混じる中、1チーム最大10人が数周ごとに交代しながらペダルをこいだ。

 午前9時に合図と共に一斉にスタート。中にはパンダの着ぐるみや動物の面をかぶったり、自転車を飾り付けたりするチームも。上り坂の先にあるホームストレート前の交代場所では、全力で走った参加者が息を切らしながら、次のこぎ手に自転車を渡していた。

 高校の非常勤講師瀬口絵美さん(37)=帯広市=は10回近く参加し、過去には優勝したことも。「信号を気にすることなく、ママチャリを全力でこぐことができるのが面白い」と笑顔を見せていた。(深津慶太)

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