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思い出胸に 中学校で卒業式

辻野校長から卒業証書を受け取る卒業生(15日午前10時20分ごろ、帯翔陽中で。塩原真撮影)

 十勝管内各地の中学校で15日、卒業式が行われた。約3100人の卒業生が、3年前より一回り成長した姿で学びやを巣立った。

 帯広翔陽中学校(辻野裕義校長、生徒510人)では、午前10時から式が行われ、3年生162人が拍手の中を入場。辻野校長が卒業証書を手渡し、「9年間の義務教育が修了した証し。一人ひとりが夢を語り、希望を持ち続けてほしい」と式辞。PTA会長の小田切章裕さんが祝辞を述べた。

 在校生代表の盛ここあさん(2年)が送辞を述べ、卒業生代表の水野尋乃さんが「この3年間は平たんではなかったけれど、確かに歩いてきた道。これからもしっかり歩んでいくことを誓います」と答辞。卒業生全員で「絆」を合唱した。

 卒業生退場では各組それぞれが担任教諭への感謝を涙ながらに述べ、さまざまな思いを胸に、卒業生は新たな一歩を踏み出した。(松田亜弓)

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