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井上さん(下音更小)ピアノで全国へ

3月のピアノ・オーディション全国大会に挑む井上さん(手前)。母の恭子さん(奥)と出場した連弾の大会でも好成績を残した

2大会に向け意気込み
「自分らしく演奏」

 【音更】来年3月に東京で開かれる「第34回JPTAピアノ・オーディション」(日本ピアノ教育連盟主催)の全国大会に、十勝から井上夢菜さん(10)=下音更小学校4年=が出場する。井上さんは今月下旬の「第11回べーテン音楽コンクール」(東京)にも出場予定で、「周囲の刺激を受け、自分らしい演奏をしたい」と両大会に向けて練習を重ねている。

 JPTAピアノ・オーディションは、子どもの豊かな音楽性を培うことなどを目的に開かれている。

 井上さんは札幌大谷中・高・大学の音楽科教諭斉藤香苗さんに師事。同大会には小学1年生の時、ジュニア1(1・2年生対象)部門で初めて参加し、地区予選で優秀賞を獲得。今回はジュニア2(3・4年生対象)部門で11月の地区予選(札幌)に挑み、クーラウの「ソナチネ ト長調 Op.88-2 終楽章」で再び優秀賞を受けた。

 全国大会は小学3・4年生からの優秀賞受賞者が対象のため、今回が初の出場となる。井上さんは「(全国行きの)自信はあった」と地区予選を振り返り、指導する斉藤さんも「伸び伸びと弾いていた」と評価する。

 井上さんは3日には母の恭子さん(39)と共に、名古屋で開催の「第34回愛知ピアノコンクール」(愛知ピアノ研究会代表主催)連弾自由曲A部門に出場。伊藤康英の「琉球幻想曲」を親子で演奏し、事実上トップの銀賞(金賞該当者なし)を受けたばかり。

 自身も音楽教室でピアノを学んだがコンクール参加は初めてだったという恭子さんは、「プレッシャーと闘う子どもの気持ちがよく分かった」と振り返り、晴れの舞台に挑む娘にエールを送っている。(大木祐介)

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