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大ぶり ナガイモ解禁 「十勝川西」収穫 9JAで

土から掘り出される十勝川西長いも(1日午前10時半ごろ、帯広市川西町で。新井拓海撮影)

 十勝管内9JAで生産する「十勝川西長いも」の収穫が1日、始まった。
 2017年産のナガイモは265戸、541ヘクタールの畑で栽培され、通年出荷される。収穫は品質をそろえるため、解禁日を設けて行われている。

 帯広市川西町の大塚知輝さん(38)の畑では1・5ヘクタールで栽培。午前10時ごろから作業を始め、重機で作った深さ1メートルほどの溝から、埋まっているナガイモを掘り出した。大塚さんは「大ぶりで形が良い。甘みもあっておいしいナガイモを皆さんに出せる」と話していた。

 秋には全体の55%を収穫し、残りは越冬させて来年の春に掘る。秋の収穫作業は11月中ごろまでを予定している。全国各地に出荷されるほか、アメリカ、シンガポール、台湾にも輸出される。(伊藤亮太)

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