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観光・帰省 十勝にぎわう 道東道渋滞17キロに

帯広の名物を求めて長蛇の列ができた豚丼店(13日午前11時15分ごろ、帯広市東6南16の「ぶた丼とん田」で。新井拓海撮影)

「肉が軟らかくておいしい」…名物・豚丼に大行列
 盆の入りを迎えた13日、十勝管内は土曜開催となる勝毎花火大会(十勝川河川敷)の観覧客をはじめ、帰省客や観光客の入り込みが重なり、各地の行楽地や飲食店は大いににぎわった。道東自動車道は同日午後0時55分までに、道央から十勝方面に向かう追分町IC(インターチェンジ)-むかわ穂別IC間の楓トンネル付近で、17キロの渋滞が発生した。

 帯広市内の人気豚丼店「ぶた丼とん田」(東6南16)では名物を味わおうと、午前11時の開店前から店舗前の歩道に家族連れ、友人同士、カップルらが長蛇の列をつくった。開店後もぐんぐん列が伸び、正午前には300人以上が並んだ。

 勝毎花火大会を毎年家族で楽しんでいるという札幌の自営業、大高俊之さん(48)は「混雑を予想して深夜2時に車で出発した。豚丼は肉が軟らかくておいしかった」と笑顔。午後は十勝エコロージーパーク(幕別)で遊ぶ予定で、小学4年の息子の愛翔(あいと)君は「夜の花火大会がとても楽しみ」と待ち望んでいた。

 ネクスコ東日本帯広管理事務所によると、占冠PA(パーキングエリア)の駐車場は満車となったため、臨時駐車場(20台分)を開放した。十勝平原SA(サービスエリア)でも、約8割ほどのスペースが埋まる状態となった。

 同社の渋滞予測では、13日は勝毎花火大会の終了後に札幌方面に向かう利用者が多いため、午後9時~14日午前0時に芽室IC-トマムIC間で20キロが見込まれる。14日は午後1時~同4時に十勝清水IC-トマムIC間の上りで最大5キロ、15日も正午~午後5時に芽室IC-トマムIC間の上りで20キロが予想されるなど、お盆期間中の道東道の混雑は続く見込み。
(高津祐也、安倍諒)

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