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大樹で大気球放球の作動実験 JAXA

地上実験でお目見えした過去最大50万立方メートルの大気球

 【大樹】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、大樹航空宇宙実験場(町多目的航空公園内)で大気球の放球装置に関する地上実験を行った。今年度の第2次気球実験(7月30日~9月22日)に合わせて交換した装置の一部の安全性と作業工程を改めて確認した。大樹では初めて50万立方メートルの大気球も姿を現した。

 同実験場の放球装置に関し、第2次実験に合わせてガスが入った気球が飛ばないように押さえるスプーラーと呼ばれる部品を交換、大型の気球でも円滑に準備ができ、安全に放球ができるようにした。この日は午前9時半に作業を開始。昼前に風が強くなったため一時中断したが、午後4時35分ごろに大樹では過去最大の50万立方メートル(直径120メートル)の大気球を放球直前の状態まで立ち上げ、新部品が安全に作動することを確認した。

 JAXA宇宇宙科学研究所大気球実験室の吉田哲也室長は「基本的に正しく作動してくれた」と話していた。(関根弘貴)

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