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コマツ道東がドローンスクール開講 民間資格取得を支援

1月24日に行われた初回のスクールの様子

 建設機械販売のコマツ道東(帯広市、中島良太社長)は1月、ドローン操縦の民間資格取得を支援するドローンスクールを開講した。業務でドローンを使用する建設業や農業の従事者などを対象に毎月開催する。

 ドローンは2025年12月から、操縦に関する資格が民間資格から国家資格へと一本化される。国家資格を取得すると、一部の飛行で必要な許可や申請が不要になるなどのメリットがある。同社で教える民間資格の保有者は「経験者」の扱いになり、国家資格取得に必要な講習時間を短縮でき、費用も抑えられる。

 スクールでは、航空法などの座学をオンラインで行い、操縦の実技と試験を対面で行う。講師は民間資格の講習団体「DPCA」に所属する小野聖人氏(コマツ道東営業部ITソリューション課課長)が務め、1回の定員は4人。小野課長は「操縦前の点検や事前設定など、墜落・暴走のリスクを抑えるための方法がある。法で義務付けられているものも多いので、さまざまな人に学んでほしい」と話した。

 受講料は14万8500円。2月は28、29日に実技と試験を予定している。申し込みは2週間前までに同社ホームページから。(吉原慧)

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