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さあGW 行楽地や施設にどっと

公開されたカバの全身骨格や更新されたパネルに見入る来館者(足寄)

 ゴールデンウイークが始まり、管内町村の行楽地や施設では、道内外からの観光客や地元の人らでにぎわっている。

カバの骨格など新展示物楽しむ 足寄化石博物館
 〇…展示をリニューアルした足寄動物化石博物館(澤村寛館長)では、連休初日の26日、親子連れら多くの来館者がカバやカイギュウの全身骨格など、新しくなった約30枚の解説パネルを楽しんだ。

 展示室の中央には、おびひろ動物園で2005年に死亡し、昨年、同館で復元した雌のカバ「モグ」の全身骨格を展示台に載せて配置。近くにはカイギュウなどの祖先メタクシテリウムも公開した。解説パネルは、テーマとなる海の世界を表現しようと、青を基調としたものに統一。足寄を含む2500万年前の海を再現した。

 新得から母と2人で訪れた大坪信一さん(60)は「地元十勝でこんなに化石が出ているとは知らなかった。初めて来たがリニューアルの日だとは驚いた」と話していた。

 開館時間は午前9時半~午後4時半。5月6日までは全日開館。入館料は一般400円、小・中・高校生と65歳以上は200円。問い合わせは同館(0156・25・9100)へ。(菊池宗矩)

庭園内を歩き、ゆっくりとくつろぐ家族連れら(幕別)

コブシなど開花苗プレゼントも 十勝ヒルズ
 〇…丸勝(帯広、梶原雅仁社長)が運営する農と食のテーマパーク「十勝ヒルズ」(幕別町日新13)では今季のガーデン営業がスタート。

 現在、ガーデン内はコブシやパンジーなどの花が咲いており、「近くサクラが見頃になるほか、5月中旬にはスイセンやチューリップなどもきれいです」とガーデンデザイナーの佐藤未季さん。

 また、昨年に大改装したショップ&カフェは、自家製造したハンガリーのケーキの種類を増やし展開するほか、オープン記念として5月6日まで花苗プレゼント中。5月1~5日は射的など「縁日」も行う。

 27日に家族4人で札幌から訪れた主婦、米田晴江さん(33)は「花はまだ見頃ではないけれど、自然に囲まれ癒やされます」と笑顔だった。26、27日の2日間で約150人が来場した。問い合わせは十勝ヒルズ(0155・56・1111)へ。(佐藤いづみ) 

大勢の買い物客でにぎわうとよころ物産直売所(豊頃)

新鮮な野菜や魚に長蛇の列 とよころ直売所
 〇…とよころ物産直売所(国道38号、茂岩入り口、とよころ物産直売会運営)は26日、今年度の営業を開始。初日は午前10時の開店1時間ほど前から買い物客が訪れた。オープン直後は店内は混雑し、レジの前には長蛇の列ができた。野菜の人気が高く、ギョウジャニンニク、ニラ、長ネギなどが早々と売り切れ、シフォンケーキなども人気だった。

 大津漁協青年部提供による養殖カキの販売(1個100円)や1袋100円のメークイン詰め放題などが来場者を喜ばせた。

 カレー・そばの「食彩はるにれ館」、菓子工房「パティスリー プレール~そら。~」もオープンし、家族連れらが訪れ、ホッキカレーや手打ちそばなどに舌鼓を打った。

 同直売会の立野武夫会長は「今年はイベントに力を入れ、来場者を増やしたい」と話している。

 営業は毎週金-日曜の午前10時~午後5時。大型連休中は5月2~6日に営業する。(平野明)

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