トラウマ~編集余録
本別支局に赴任中の2008年夏。日が落ちても汗ばむ感覚が残る夜のこと。おもむろに支局舎の窓から外を眺めてがくぜんとした。視線の先にまがまがしい光景が広がっていたためだ ▼支局舎から見えたのは国道沿いの街路灯。その明かりが照らす中空を無数の何かがわらわらと乱舞し、向こうに見えるはずの景色を遮ってい..
本別支局に赴任中の2008年夏。日が落ちても汗ばむ感覚が残る夜のこと。おもむろに支局舎の窓から外を眺めてがくぜんとした。視線の先にまがまがしい光景が広がっていたためだ ▼支局舎から見えたのは国道沿いの街路灯。その明かりが照らす中空を無数の何かがわらわらと乱舞し、向こうに見えるはずの景色を遮ってい..