観光ガイドの体験談を紹介 副業セミナー
副業アウトドアガイドセミナーが25日、帯広市内のとかちプラザで行われた。アドベンチャートラベルなど観光ガイドとして活動する専門家が仕事の流れや始め方の体験談を紹介した。
十勝・日高山脈観光連携協議会主催。昨年8月以来2回目の開催。15人が参加した。
最初に北海道アウトドアガイドとして活動する手塚睦さんが、ガイドの種類や活動状況を紹介。やりがいについて「ゲストやガイド仲間との出会い、自然の奥深さが伝わるなど、三方よしがある」と述べる一方、天気や災害、経済に左右される仕事から「地元の良さを再認識し、仕事の量をコントロールできるので、副業でリスクを回避するのも一つ」と話した。
トークセッションでは、手塚さん、ピラティスサロンネコヤナギの三浦百恵さん、十勝プラスの及川雅敦さんが登壇。三浦さんと及川さんから英語力やガイドのサポート、リスクなどについて質問が寄せられ、手塚さんが「英語力はあればあるほどいい。気後れせず英語を使ってほしい」「分野によって必要な人数は変わるが、今はどの分野もガイドは足りない」と現状を説明した。(完戸雅美)