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950人が踊り満喫 平原まつりフィナーレ盆おどり

北海盆唄が響き渡る会場で個性豊かな踊りを見せる参加者(15日午後8時10分ごろ、平原通、平栗玲香通信員撮影)

 第77回おびひろ平原まつりのフィナーレを飾る「おびひろ盆おどり」が15日午後7時から、帯広市内の西2条通(平原通)で行われた。20団体と個人・自由参加の踊り手計約950人が短い十勝の夏を惜しむように踊り、観客を楽しませた。

 今年は昨年から参加者が約150人増加。北海盆唄の歌と太鼓に合わせ、一斉に平原通7~9丁目を約1時間半踊って回った。観客と触れ合ったり写真撮影に応じたりする団体も。終わり間際に雨が降り出したが、観客や参加者はお構いなしに踊り続け、終始にぎわいを見せた。

 家族4人で訪れた愛国小2年の本田楓真さん(7)は盆おどりが好きで毎年見に来ているといい、「恐竜のグループ(男こぶし)がかっこよかった。来年は自分も踊りたい」と目を輝かせた。旭川市から来た会社員山田有希博さん(53)と会社員幸恵さん(48)夫妻は「皆が一致団結して楽しそうに踊っていた姿が良かった。自由参加の人たちが楽しそうに踊っていたのが印象的」と話した。(北村里沙、廣田佳那、菊地正人)

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