滑らか豆腐に「感心」 士幌高生と日向醗酵食品が音更・ハピオで販売
【音更】士幌高校(齋藤讓一校長)の畑作専攻班とヤマイチ日向醗酵食品(帯広)が共同開発した「ゆめの豆腐」の販売会が16日、音更町内の食品スーパー・ハピオで開かれた。多くの人たちが訪れてにぎわった。
豆腐は絹ごしと木綿の2種類で合計600パックを用意。2月に試作品ができ、今月に入って完成した。同校で育てた大豆「音更大袖」を活用し、木綿豆腐は濃厚な味わいで喉越しがよく、絹ごし豆腐はクリーミーで滑らかな味になっている。
この日は生徒5人が来店客に「豆腐はいかがですか」と試食を呼び掛けながら商品をPRし、販売開始からわずか10分ほどで100パックが売れた。来店客からは「たいしたものだな」「高校生の頑張りに感心する」といった声が聞かれた。
同校2年の濱田彩香さん(17)は「お客さんと交流でき、多くの人たちに購入してもらえてうれしい。高校の活動を広く知ってもらう機会になった」と笑顔を見せていた。(大健太郎)