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「ゆめの豆腐」開発 士幌高生と日向醗酵食品 16日にハピオ木野で販売会

出来上がった豆腐を手にする(前列左から)濱田彩香さん、鈴木さん、(後列左から)森下音羽さん、小嶋陽人さん、柴田さん

 【士幌・音更】士幌高校(齋藤讓一校長、生徒107人)の畑作専攻班(柴田煌士班長、班員5人)が老舗納豆メーカー・ヤマイチ日向醗酵食品(本社帯広市)と共同で「ゆめの豆腐」を開発した。絹ごしと木綿の2種類で、生徒たちは「たくさんの人に食べてもらい、士幌高校を知ってもらえれば」と話している。16日に午前10時から、音更町内のスーパー・ハピオの入り口前で販売会を予定している。

 同校と同社は、昨年2月から共同開発の話し合いを開始。秋に同校が収穫した大豆を使用して、今年2月に試作品ができ、今月完成した。

 畑作専攻班の生徒たちが農業に取り組む思いを商品名に表現したいと、名前に「夢」を入れることを提案。パッケージとロゴマークは生徒がデザインし、絹と木綿の文字を大きく取り入れ、同校の校章も入れた。

士幌高で採れた大豆で開発した木綿豆腐と絹ごし豆腐

甘みと風味上品
 同校で育てた大豆を使い、木綿豆腐は濃厚な味わいでのどごしが良い。一方で絹ごし豆腐はクリーミーで滑らか。いずれも大豆の甘みと風味を上品に保っているのも特徴だ。両方とも320グラムで価格は200円。

 柴田班長(2年)は「木綿も絹ごしも後味がしっかりしている。育てた大豆で新しい商品ができてうれしい」と喜び、鈴木健心さん(同)は「コラボ商品として、一個でも多く売れてくれたら」と来場を呼び掛けている。問い合わせは同校(01564・5・3121)へ。(大健太郎)

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