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雪煙上げ二輪疾走 札幌の名物レース帯広で再現

一斉にスタートを切り、雪原を走行するライダーたち(10日午前10時10分ごろ。金野和彦撮影)

 雪上をバイクで走る「帯広スノーライディングごっこ」が10日、帯広市内のKATOファーム(富士町西1線)内特設コースで初めて開かれた。白銀の世界で熱いレースを繰り広げた。

 スノーライディングは、札幌市内の八剣山特設コースで長年行われている雪上3時間耐久レース。オートバイ販売・整備のモトショップケークロス(幕別)の富田岳登さんが、十勝のバイク人口を増やすきっかけにと、十勝開催を計画。来年予定する本開催を前に、プレイベントとして「ごっこ」を企画した。

 道内各地の小学生から67歳まで、58台の個人・チームが出場。腕自慢の「ライオンさん」や、小排気量の「きつねさん」などのクラス別にエントリーした。

 午前10時に3時間耐久レースが一斉にスタート。特設コースは長い直線や急角度のカーブなどがあり、参加者は時折雪煙を上げながらバイクを操っていた。

 富田さんは「まずは皆さんに楽しんでレースをしてもらえたらうれしい」と話していた。(細谷敦生)

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