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幕別 とかちアコースティックユニオンライブ 会場埋める130人でにぎわう

大勢の来場者を前に演奏を披露するTAUのメンバー

【幕別】十勝を題材にした楽曲を創作、演奏する音楽ユニット「Tokachi Acoustic Union(とかちアコースティックユニオン=TAU)」のワンマンライブが2月26日、幕別町百年記念ホールで開かれた。

 実行委員会(菊池幸一委員長)主催。TAUは音更町出身のシンガー・ソングライター流さんがボーカルを務め、ピアノとギターの佐藤亙プロデューサー、馬頭琴の嵯峨治彦さん、ドラムの佐藤誠吾さん、アコーディオンとボーカルの宇井ひろしさんと新メンバーでベースの松田英樹さんの6人。三味線奏者の加藤恵理奈さんもゲスト出演した。

 同ホールでは2回目の開催。前回の来場者数を大幅に超える130人が会場を埋めた。デビューアルバムにも収録されている「TAUのテーマ」で幕開け。菊池委員長の孫の菊池琉聖君(帯広稲田小4年)が小学2年の時に書いた詩に佐藤プロデューサーが曲を付けた「おもち」や「赤い屋根」のほか、カバー曲などアンコールも合わせ全19曲を披露した。

 松田さんのデビューを見届けた父幹生さん(60)は「初めてステージで演奏している姿を見ることができて良かった。いろいろなジャンルの曲も聞けて楽しかった」と話していた。

 ライブを終え、流さんと佐藤プロデューサーは「ライブが終わるとメンバーから次のライブのアイデアが出てくる。十勝に縁のある曲をオリジナルアレンジで演奏するというのもその一つ。面白いアイデアを次につなげて楽しんでもらえるライブを続けていければ」と話していた。(杉原輝美通信員)

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