お江戸日記「ハム屋さんのドラマ」
年末年始は帯広に帰らなかった代わりに、東京で以前勤めていた会社の同期会などで旧知の友人と杯を多く交わした。最もうれしかったのは、千葉県南房総にあるハム屋のご主人との再会。店は自ら建てたレストランやコテージを併設、妻や友人と遠路よく訪れた。手作りの濃くいぶしたハムが、ドイツビールによく合った。
ご主人は元気だったが、店は何年も前に人に貸して辞めていた。子ども5人は東京に進学させ...
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