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帯広神社で夏詣始まる 花手水も登場

華やかな手水舎(6月30日、魚眼レンズ使用。小山田竜士撮影)

 帯廣神社(大野清徳宮司)で6月30日、今年前半の無事を祝い、残り半年の平穏を願う「夏詣」が始まった。限定の御朱印を授与するほか、境内に花手水(はなちょうず)や風鈴を飾るなど五感で涼を楽しめる。

 夏詣は三社祭で有名な東京・浅草神社が2013年に始めた新しい風習。帯廣神社は18年から実施している。

 同日午後3時からの「夏越の大祓(なごしのおおはらい)式」には約130人が参列。社殿前には「茅(ち)の輪」が設置され、多くの人が8の字に3周くぐり抜け無病息災を祈願した。

 同神社では4年目となる花手水も同日から実施。境内に5カ所設けられ、「ビー玉手水」や火鉢の中に花を浮かべて彩ったものなど、それぞれ異なる趣で参拝者を楽しませている。

 帯広市内の田仲誉子さん(49)は花手水に癒やされた後、「今年前半に対する感謝や反省をしつつ、また半年も頑張るといった気持ちになった」と話した。花手水は3日までで、次回は15日からを予定。夏詣は8月15日まで。(山田夏航)

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