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Uターンラッシュ始まる

「また帰ってくるね」-。駅のホームで帰省先の家族に見送られ、手を振って別れを惜しむ場面も(3日午前10時ごろ、JR帯広駅で。金野和彦撮影)

 年末年始を古里の十勝で過ごした人のUターンラッシュが3日に始まった。新型コロナウイルスが猛威を振るっていた昨年と比べて予約は好調。JR帯広駅では、別れを惜しむ家族の姿が見られた。

 帯広-札幌間のJR特急列車は2、3の両日はほぼ満席で、4日以降は空席がある。3日午前は大きなスーツケースや土産を持った家族連れで混雑し、見送り客がホームで手を振って別れを告げた。

 正月を帯広の実家で過ごした小泉政和さん(41)は「実家でゆっくりでき、親戚にも会うことができた。明日からの仕事を頑張れそう」と話していた。小泉さんは釧路に単身赴任中で、北広島の自宅に帰る妻の絵里子さん(40)、長男の顕悟君(9)、長女の春花さん(6)を駅の改札で見送った。

 札幌行きの都市間バス「ポテトライナー」は4日まで満席が続く。空の便も、帯広-東京(羽田)線が6日までほぼ満席となっている。日本道路交通情報センターによると、道東道は3日は渋滞していない。(川野遼介)

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