賃挽き手掛けて68年「お客様に感謝」 大正木材が閉業
木材加工の大正木材(帯広市大正町)が9月30日で営業を終了し、68年の歴史に幕を閉じた。経営する大山幸太郎さんが今年80歳を迎えたことと、注文の減少が理由。大山さんは「さみしさはなく、やり遂げたという思い」と満足げに話している。
大正木材は、帯広市内で農業に従事していた大山さんの父・儀太郎さん(故人)が1953年に創業。持ち込まれた木材を希望のサイズにひく「賃挽き(ちんびき)...
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